クレイ足湯でさらに温まる
猛暑が続く夏でも、クーラーの冷えでお悩みの方もいるため、一年中冷えでおなやみの方も多いです。
そんな体が冷えに手軽にできるのが足湯です。
足が入る大きめの桶にお湯をいれて手軽にできますが、白湯で浸かるよりもクレイを入れるとさらに効果を期待できます。
それではクレイ足湯の良いところについてお話していきます。
Contents
クレイ足湯の効果
足湯は足を湯につかる入浴法で足浴とも呼ばれます。
足だけの部分浴なので、のぼせにくい事が良い所です。
クレイ足湯は冷えを解消するだけでなく、体を温める事で他の効果も期待できます。
足湯をした時と、クレイを使った時の期待できる効果はとても似ているため、足湯にクレイを入れると、働きが大きくなることが期待できます。
実際に期待できる効果は主に3つです。
デトックス
クレイの吸着力により、体の老廃物吸着し排出を働きを助けるので、デトックス効果を期待できます。
足湯で体を温め血行が良くなり、老廃物や余分な水分を排出するため、クレイを入れることで相乗効果を期待できるわけです。
むくみを軽減
クレイの吸着力により、体の余分な水分を吸着し排出を助けるので、むくみを軽減できます。
足湯で体を温め血行が良くなり、余分な水分を排出するため、クレイを使うと相乗効果を期待できるのは、デトックスと同様です。
自律神経を整える
クレイを使うことでもリラックスができるので、自律神経のバランスを整える助けをしてくれます。
足湯で副交感神経が働き、リラックスできるため、こちらもクレイを使うと相乗効果が期待できます。
クレイ足湯は何分ぐらい浸かればよい?
のぼせずに使っていられるのがクレイ足湯の良いところなので、長めにゆったり足湯をすると良いです。
体の芯から温めるよう、20分程度かけて行うと良いですが、時間がない時は10分程度でも十分です。
忙しい時間の合間に手軽にできるのが良い所なので、気軽に足湯を楽しむと良いですよ!

クレイの選び方
足湯に使うクレイは特にこだわらなくても良いと思いますが、目的別に選ぶとさらに効果を期待できます。
クレイをブレンドして足湯するのもおススメですが、どのようにクレイの選べば良いか、3つのポイントをお話します。
クレイの作用の強さで選ぶ
クレイの作用は吸着する事ですが、吸着力の大きさの違いがあります。
吸着力が強ければ、期待できる効果も強くなっていくため、作用の強弱で選ぶのがポイントです。
クレイの種類は大きく分けて3つ
クレイは粘土鉱物として主に3つの分類に分けられます。
- カオリナイト
- イライト
- スメクタイト
上からカオリナイトが一番作用が強く、その次がイライト、とても作用が強いものがスメクタイトです。
▷粘土鉱物について詳しくご覧になりたい方は、ウィキペディア(Wikipedia)内、粘土鉱物をご覧ください。
クレイを使ったことがない方は、カオリナイトのクレイから使ってみると良いと思います。
「とにかくデトックスがしたい!」という方は、スメクタイトのクレイを使うと良いと思いますが、「よくわからないから使えない」というのであれば、初めてのクレイセラピー講で、クレイの基本を学んでからお使いくださいね。
クレイの粒子の細かさで選ぶ
クレイは地中から掘出し塊を採掘し、乾燥・粉砕して粉状にします。
地面の土をを想像するとお解りだと思いますが、土により粒子の細かさが異なりますが、クレイも同様、種類により粒子の細かさが異なってきます。
作用の強弱に比例しているわけでもなく、クレイ自体によって全く異なるのは、自然の中で生成されたものであるからということですね。
粒子が細かければ、ほぼお湯に溶けますが、粒子が粗ければ溶けきれずに沈みます。
沈んだクレイの粒子の粗さが気になるようならば、粒子の細かいクレイを選ぶと良いと思います。
私は足湯をした時に、足裏で感じるじゃりじゃり感が好きではないので、細かいクレイを選び足湯をすることが多いです。
作用の強弱や特徴を重視するのであれば、粒子の細かさは気にしなくても良いですね。

クレイの特徴で選ぶ
クレイは地中から掘り出した自然のものなので、採掘される場所により含まれる成分が変わり特徴も異なります。
ICA国際クレイセラピー協会で販売されているレッドクレイには、酸化鉄が含まれて使用後により温まる体感があるので、より温まりたい時にはレッドクレイを選ぶと良いと思います。
ホーローならば、表面が固いので傷がつきにくく汚れも落ちにくいからです。
クレイに含まれるミネラルもそれぞれなので、骨粗鬆症でお悩みの方にはカルシウムを多く含むクレイなど、クレイの特徴から目的に最適なクレイを選ぶ方法もあります。
クレイに含まれるミネラルについてはICA認定クレイセラピスト養成講座にて詳しく学ぶことができます。
クレイ足湯のやり方
クレイ足湯はとても簡単にできるので、気軽に試してみてください。
前島流簡単な足湯のやり方をご紹介いたします。
クレイ足湯の手順
- 両足が入る桶を用意します
- 熱めのお湯を入れます
- クレイを大さじ1入れてよく混ぜます
- 足を入れて浸かります
以前You Tubeに動画を上げていますので、ぜひこちらもご参考にしてください。
クレイ足湯に使うバケツはホーローがおすすめ
クレイ足湯に使うバケツは両足が浸かるものならば何でも良いと思いますが、私はホーローがおススメします。
先ほどもお話しましたが、クレイは種類によって粒子の粗さが異なります。
粒子が荒いクレイを使うと、プラスチックの桶ならば傷がつきやすくなります。
また、レッドクレイのような色の濃いクレイは色がついて落ちにくい事もあります。
もしもひざ下まで使いたい方は、足湯用のプラスチックの桶でも良いと思いますが、傷と色が付きやすい事に気を付けてお使いくださいね。
クレイ足湯の楽しみ方
色を楽しむ
クレイの色は自然のままの色なので、お湯に混ぜた色はとても癒されます。
色を重視してクレイ足湯に使うのもおススメです。

効果を重視する
冷えや疲れなどによるお悩みを解決するならば、それぞれのクレイの特徴から効果を重視してクレイを選んでください。
温まりたいからレッドクレイ、スッキリしたいから作用が強いクレイというように、目的重視でクレイを選ぶ事も大切です。
香りを楽しむ
クレイに香りはあまりなく、足湯程度で使うならば香りを楽しめるものではありません。
一人時間のリラックスタイムに、香りをプラスして楽しむとより贅沢な時間を過ごすことができます。
- ドライハーブ
- フレッシュハーブ
- フローラルウォーター
- 精油 ※注
使う素材により香りの強さも異なるので、その時の気分で香りや素材を変えると、とても楽しめます。
※注・・精油はクレイのお湯に溶けないので、使う場合は乳化剤と一緒に使用してください。
フレッシュハーブを入れたクレイ足湯がおすすめ
私が一番おススメするのは、フレッシュハーブを入れ足湯です。
お庭にハーブはあるけれど全く使っていないという方はぜひ試してください。
一つだけ注意しなければいけないのは、ハーブによって毒性があるものがあります。
私は念のため、足湯に使うものは食用できるものを使うようにしています。
使う時には一度調べてからお使いになると良いと思います。

一年を通して足湯をする方も多いと思いますが、ぜひクレイをいれてみてください。
クレイ足湯は綺麗な色に癒されるだけではなく、様々な良さがあるんです。
リラックスタイムにぜひ取り入れてくださいね。