クレイ足湯でさらに温まる
猛暑が続く夏でもクーラーの冷えで悩んでいるというように、一年中体の冷えにお悩みの方も多いです。
そんな時に手軽に冷え対策をできるのが足湯です。
足が入る大きめの桶にお湯をいれて手軽にできますが、白湯で浸かるよりもクレイを入れるとさらに効果を期待できます。
それではクレイ足湯の良いところについてお話していきます。
目 次
クレイ足湯の効果
足湯は足を湯につかる入浴法で足浴とも呼ばれます。
足だけの部分浴なのでのぼせにくいのが特長です。
クレイ足湯は冷えを解消するだけでなく他の効果も期待できます。
白湯で足湯をしても体は温まるので、足湯にクレイを入れれば温浴効果が高まることが期待できます。
実際に期待できる効果は主に3つです。
デトックス
クレイの吸着力により老廃物吸着し排出する働きを助けるのでデトックス効果を期待できます。
足裏は老廃物が溜まりやすい場所ですからクレイ足湯に浸かった後はとてもスッキリできます。
むくみを軽減
クレイの浸透圧の働きで余分な水分を吸着しむくみを軽減できます。
むくみは生活習慣を見直す事が重要ですが、定期的にクレイ足湯を行う事で足のむくみのケアをすることができます。
自律神経を整える
クレイを使うとリラックスができ自律神経のバランスを整える助けをしてくれます。
忙しすぎてリラックスできないならば意識的にクレイを使いリラックスするとよいです。
クレイの選び方
足湯に使うクレイは特にこだわらなくても良いと思いますが、目的別に選ぶとさらに効果を期待できます。
クレイをブレンドして足湯するのもおススメですが、どのようにクレイの選ぶか4つのポイントをお話します。
クレイの作用の強さで選ぶ
クレイの作用は吸着する事ですが、吸着力の大きさの違いがあります。
吸着力が強ければ、期待できる効果も強くなっていくため、作用の強弱で選ぶのがポイントです。
クレイは粘土鉱物として主に3つの分類に分けられます。
- カオリナイト(カオリン)
- イライト
- スメクタイト
上カオリナイトが一番作用が弱く、その次がイライト、とても作用が強いものがスメクタイトです。
初めて使うならカオリナイトからお使いください。
▷粘土鉱物について詳しくご覧になりたい方は、ウィキペディア(Wikipedia)内、粘土鉱物をご覧ください。
クレイの粒子の細かさで選ぶ
クレイは種類により粒子の細かさが異なります。
粒子が細かければお湯に溶けやすく、粒子が粗ければ溶けきれずに沈みます。
沈んだクレイの粒子の粗さが気になるならば、粒子の細かいクレイを選ぶと良いと思いです。
私は足湯をした時に、足裏で感じるじゃりじゃり感が好きではなく細かいクレイを使うことが多いです。
クレイの特徴で選ぶ
クレイは地中から掘り出した自然のものなので、採掘される場所により含まれる成分が変わり特徴も異なります。
レッドクレイには、酸化鉄の影響で使用後により温まる体感があるより温まりたい時に選ぶと良いです。
また、クレイに含まれるミネラルもそれぞれで、骨粗鬆症でお悩みの方にはカルシウムを多く含むクレイなど、クレイの特徴から目的に最適なクレイを選ぶ方法もあります。
効果を重視する
冷えや疲れなどによるお悩みを解決するならば、それぞれのクレイの特徴から期待できる効果を重視してクレイを選んでください。
温まりたいからレッドクレイ、スッキリしたいから吸着力が強いクレイというようにクレイを選ぶ事も大切です。
クレイ足湯に使うバケツ
クレイ足湯に使うバケツは両足が浸かるものならば素材は何でも良いです。
しかしクレイ粒子が桶の表面を傷つけやすくホーローがおススメです。
また、レッドクレイのような色の濃いクレイは色がついて落ちにくい事もあるのでご注意ください。
足湯を本格的にひざ下まで浸かりたいならば、足湯用のプラスチックの桶が良いです。
その時に傷と色が付きやすい事を頭に入れてお使いくださいね。
クレイ足湯は何分ぐらい浸かればよい?
のぼせずに浸かっていられるのがクレイ足湯の良いところなので、長めにゆったり足湯をすると良いです。
体の芯から温めるよう20分程度行うと良いですが、時間がない時は10分程度でも十分です。
リビングでも行えるので気軽に試してみてください。
クレイ足湯のやり方
クレイ足湯はとても簡単にできるので、気軽に試してみてください。
前島流簡単な足湯のやり方をご紹介いたします!
クレイ足湯の手順
- 両足が入る桶を用意します
- 熱めのお湯を入れます
- クレイを大さじ1入れてよく混ぜます
- 足を入れて浸かります
以前You Tubeに動画を上げていますので、ぜひこちらもご参考にしてください。
クレイ足湯の楽しみ方
色を楽しむ
クレイの色は自然のままのやさしい色でお湯に混ぜた色はとても癒されます。
色を重視してクレイ足湯に使うのも楽しいですよ!
香りを楽しむ
クレイに香りはあまりなく、足湯で使うならば香りを楽しめるものではありません。
一人時間のリラックスタイムに香りをプラスして楽しむとより贅沢な時間を過ごすことができます。
- ドライハーブ
- フレッシュハーブ
- フローラルウォーター
- 精油
使う素材により香りの強さも異なるので、その時の気分で香りや素材を変えると、とても楽しめます。
精油を使う場合
クレイと精油を入れて足湯を楽しめますが一つだけ注意が必要です。
精油は油なのでお湯には解けず皮膚に直接付着すると皮膚刺激を受けます。
精油を入れる際には、
- 乳化剤を入れる
- 乳化剤入りの精油を使う
というように、乳化剤と一緒に使いお湯と完全に混ぜて使う事をおススメします。
フレッシュハーブを入れたクレイ足湯がおすすめ
私が一番おススメはフレッシュハーブを入れ足湯です。
香りを楽しみたい時にドライの方が香りが強くなるものもあります。
フレッシュハーブの良い所はフレッシュなお花も楽しめる事です。
お庭にハーブはあるけれど全く使っていないという方はぜひお試しください。
毒性のあるハーブに注意
ハーブによって毒性があるものがあります。
私は念のため、足湯に使うものは食用できるものを使うようにしています。
使う時には一度調べてからお使いになると良いと思います。
またアレルギーがある方は何科の植物かを調べて、使えるかどうか判断してください。
手軽に楽しめる足湯
一年を通して足湯をしているならばぜひクレイを入れてみてください。
クレイには期待できる効果が沢山あり、何よりクレイ足湯の綺麗な色にも癒されます。
リラックスタイムにぜひ取り入れてくださいね!