無印良品 薬用ブライトニングクレイパック使ってみました!

先日無印良品にて
薬用ブライトニングクレイパックを発見、
とうとう無印良品でまで
クレイパックを販売していることに大変驚き
「クレイセラピストとして試してみなくては!」
と思い購入しました。

実際に使ってみた感想を、
クレイの専門家としての視点からまとめてみました。

目 次

成分から見るクレイパックの特徴

薬用ブライトニングクレイパックの全成分は下記の通りです

有効成分:ビタミンC・2-グルコシド その他の成分:カオリン、水、1,3-プロパンジオール、オリブ油、ケイ酸Al・Mg、ラベンダーエキス-1、カモミラエキス-1、トウキンセンカエキス、チンピエキス、キウイエキス、オレオイルフィトスフィンゴシン、アラニン、アルギニン、L-グルタミン酸ナトリウム、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na-2、POPメチルグルコシド、BG、1,2-ペンタンジオール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa、キサンタンガム、クエン酸、クエン酸Na、水酸化K、香料

無印良品”薬用ブライトニングクレイパックより

成分を見て最初に目に留まったのがカオリン
これはクレイ(粘土鉱物)の一種で、
吸着力が穏やかなのが特徴です。

皮脂汚れを優しく落とし、
さっぱり仕上げたいときにぴったりのクレイです。

配合されているその他の主な成分は以下の通りです。

  • 有効成分:ビタミンC・2-グルコシド(美白成分)

  • クレイ成分:カオリン、ケイ酸Al・Mg

  • 保湿成分:オレオイルフィトスフィンゴシン(擬似セラミド)、アミノ酸、ヒアルロン酸

  • 植物エキス:ラベンダー、カモミラ、トウキンセンカ、チンピなど

カオリンの他にケイ酸Al・Mgが含まれていますが、
これらはクレイにも含まれるミネラル。
増粘剤としての働きだけでなく、
クレイの補助としての役割も考えられます。

実際に使ってみた感想

テクスチャーはやや硬めで、
純粋なクレイペーストに近い印象です。
お肌に伸ばすとやや乾きが早く、
2〜3分置いている間に少しパリッとしてきます。
一般的な市販のクレイパックはしっとり系が多いのですが、
こちらはより本来のクレイに近い使い心地でした。

洗い流してみると、さっぱり。
でも時間が経つにつれて、
しっとり感が増してくるのを感じました。

これは配合されている
ヒアルロン酸や擬似セラミドの働きだと思います。
肌のバリア機能を支えながら、
つっぱらずに仕上がるのが印象的でした。

成分バランスの上手さに感心

使いながら感じたのは、
「やっぱり市販の化粧品ってよくできている」ということ。

クレイの吸着力と保湿成分のバランスが
とても上手に計算されています。
乾燥を感じやすいカオリンを使いながらも、
しっとりとした洗い上がりになるのは、
成分設計の工夫があってこそ。

成分を調べれば調べるほど、
研究を重ねて開発していることが分かります。
お肌の悩みを解決するために、
科学的に考えられて作られているんですよね。

それでも自然派ケアが気になる方へ

ただその分、
さまざまな成分が配合されているのも事実です。
「できるだけシンプルなものを使いたい」「自然素材でケアしたい」
と感じる方もいると思います。

そんな方には、
ハンドメイドのスキンケアやクレイを使ったケアがおすすめです。

市販の化粧品で整えながら、
時々お肌を休ませる日をつくるのも大切。
クレイパックは、
お肌をリセットしながら
自然なツヤを取り戻すケアとして役立ちます。

市販品の良さを活かしつつ、
自分の肌と対話しながらケアを選んでいく。

そんなバランスのとれたスキンケアが、
いちばん心地よいと感じています。

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