更年期のつらさと向き合うための4つの習慣|自律神経を整える暮らし方

更年期の体や心の変化は
多くの女性に訪れる自然なものです。

私自身も40代半ばの頃
体調の波を感じるようになり、
いわゆる更年期の入り口に立ちました。

その時に実感したのは、
生活習慣を整えることが何よりの土台になるということです。

私が体験を通して感じた
「更年期を少しでも穏やかに過ごすための4つの習慣」
をご紹介します。

目 次

1. 体を動かす習慣をつくる

更年期の症状が酷くなり始めた47歳のとき、
朝のウォーキングを始めました。

今は続けていませんが、
当時は朝の空気を吸いながら歩くことで、
気持ちがスッと軽くなる感覚を覚えました。

毎日続けられたのは
頑張りすぎないと決めたから。
健康のため、ダイエットのためと
目的を強くしすぎると、
続けるのが苦しくなってしまいます。

・朝5〜10分だけ歩く
・休みの日だけでも外に出る
・通勤や買い物の道を少し遠回りする

そんな小さな行動の積み重ねが、
自律神経のバランスを整える助けになります。

2. 姿勢を整える

姿勢と自律神経は深く関係しています。
背中が丸まり呼吸が浅くなると、
交感神経が優位になりやすく、
体が休みにくい状態に。

私が意識しているのは、次の4つです。

・椅子に座りすぎずなるべく立って作業をする
・座るときは坐骨で座る
・姿勢の乱れを感じたらストレッチでリセットする
・寝る前にストレッチを行う

姿勢を整えることで呼吸が深くなり、
気持ちが穏やかになるのを感じます。

鏡を見て背すじを伸ばすだけでも
思考が前向きになることがあります。

3. 無理をしない

更年期は体も心も日によって波があります。
「昨日は元気だったのに、今日は動けない」
そんな日があって当然です。

私自身頑張りすぎて翌日に
ぐったりすることが何度もありました。
その経験から、
「今日は無理しない」を自分に許すようにしました。

  • 予定を詰め込みすぎない
  • 疲れた日は早めに休む
  • 家事を少し減らして寝る

これだけでも気持ちが楽になります。
「休むことも大切な仕事」と思えるようになると、
気分の波に振り回されにくくなります。

4. 家族に理解を得る

更年期の時期は体調の変化に加え、
家族との関係にも影響が出やすい時期です。

私も当時は、
イライラや体調不良のタイミングで
家族とぶつかることが多く、
「前もって説明しておけばよかった」
と後から反省しました。

「更年期でこんな症状があるかもしれない」
「今は無理をせずに過ごしたい」
と伝えておくだけでも、
家族の理解が得やすくなります。

小さなことでも共有することで協力を得やすく、
安心して過ごせる環境が整います。

クレイでリラックス時間をつくる

私はセルフケアのひとつとして、
クレイ(粘土)を使ったリラックスタイムを取り入れています。

・クレイパック
・クレイ足湯
・クレイバス

クレイを使う時間は、
心を落ち着かせる自分のための時間に。
お風呂でゆっくりと温まるだけでも、
気持ちが整いやすくなります。

忙しい毎日の中で、
ほんの数分でも自分をいたわる時間をつくること。
それが更年期を穏やかに過ごすための、
何よりのケアだと感じています。

お湯が入った琺瑯の桶とベビーベージュクレイとコデマリ

自分を責めず、少しずつ整える

更年期は、誰にでも訪れる自然な変化の時期です。
自分を責めるのではなく、
生活習慣や姿勢を少しずつ整えていくことで、
心と体のリズムは次第に落ち着いていきます。

日によってはつらさを感じることもありましたが、
振り返れば私の更年期が比較的軽く済んだのは、
自律神経を意識して過ごしてきたことが大きかったと感じています。

今日からできることは、決して難しいことではありません。

  1. 体を動かす
  2. 姿勢を整える
  3. 無理をしない
  4. 家族に理解を得る

この中から、まずひとつだけでも始めてみてください。
続けるうちに少しずつ
自分に合った心と体のバランスが見つかっていくはずです。

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