クレイペーストがうまく作れない!クレイパックの最適な水の量とは?

クレイパックをするために
クレイと水を混ぜてペーストにしようとしても
ボソボソしたり、水っぽくなったりして上手くできない!
そんな経験はありませんか?

これはクレイの性質により起こることですが、
どうしてうまくいかないのか?
その理由を解説していきます。

目 次

吸水する水の量が違う

クレイは粘土鉱物で
地中から採掘した自然の恵みです。

そのため採れた場所によって
粘土鉱物の種類や含まれるミネラルなど、
性質に違いがあります。

水を吸う量もクレイにより違いがあり
それが「ボソボソする」「水っぽくなる」といった原因になります。

ボソボソの状態
水っぽい状態

吸水する時間が違う

クレイパックのように
美容の目的で使うクレイは主に3種類あります。

  • カオリナイト
  • イライト
  • スメクタイト

このうちカオリナイトとイライトは
比較的すぐに水を吸ってなじみます。

スメクタイト(モンモリオナイト、ガスールなど)は
じわじわと時間をかけて吸水するため
最初は上手く混ざらないと感じてしまうことも。

このようにクレイは種類によって
吸水する時間が異なります。

クレイは1種類とは限らない

クレイは
カオリナイトだけ、イライトだけ、スメクタイトだけ、
と1種類だけが入っているとは限らず、
いくつかの粘土鉱物が混ざっていることがほとんど

それぞれ吸水にかかる時間が違うので、
どうしても差が出てしまうんです!

ロット差が出る場合がある

同じ名前のクレイでも、
採れる場所やタイミングが変われば、
含まれる鉱物やミネラルのバランスが少し変わってきます。

そのため、
以前はうまくできたのに今回はできないというように
ロット差が生じることもあるんです。

計量により違いが出てしまう

大さじ1のようにスプーンで計る場合、
ちょっと山盛りだったり、すり切りだったりと、
どうしてもばらつきが出やすくなります。

より正確に作りたい場合はグラム単位での計量
手軽に作りたいならスプーンで計量というように
目的や状況に合わせてやりやすい方法を選ぶのがコツです。

クレイの水加減に正解はない!

 クレイペースト作りに、
これが正解」という水加減はありません

そのときのクレイの状態をよく見て、
ちょっとずつ調整しながら、
あなたにとって心地よいペーストを見つけてみてくださいね!

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