クレイセラピーマスター講座の卒業論文が完成しました!

昨年夏から取り掛かった
クレイセラピーマスター講座の
卒業論文がついに!
完成いたしました〜!!

といっても、
卒論を書くことが
生活の一部化してしまい、
正直実感はありません。

また、
コレが終わりではなく、
もうひと仕事控えているため、
緊張は続きます。

1月末までの提出期限に間に合い、
ホッとしている、
というのが正直な感想ですが、
ざっと今までを
振り返っていこうと思います!

目 次

クレイセラピーマスター講座とは?

ICA国際クレイセラピー協会認定の講座で、
クレイセラピーインストラクターが
受講できる講座で、
クレイセラピーについて研究をしていく、
という事が主な趣旨になります。

認定試験や卒業試験はなく、
クレイを使って実験を行い
それに関する論文を作成し、
受理されれば卒業できるというわけです。

卒論のテーマを何にすべきか?問題

高校卒業後
大学、短大の進学はやめ、
専門学校に通った私は
当然のことながら
卒論なんて書いたことなく、
どんなテーマでどう書くべきか?
全くわかりませんでした。

「なんとかなる!」
と思って生きている私ですが、
受講中もテーマはどうすべきか?
そもそも私に書けるのか?
という不安はありました。

しかし
早い段階からすんなりと
テーマが決まってしまうのです!

ストレートネックの改善に役立つのでは?

GWあけに
自分がストレートネックである
ということに気が気づき、
改善を心がけるようになりました。

すると、
顔がスッキリと変化をしたのです!

またそれ以前に
マスター講座の課題で
首の鬱滞を改善するために、
クレイパック1週間実験を行い、
そこでも顔の変化を実感していました。

さらに
ストレートネックの改善を心がけ始めた
直後のレッスンで
クレイが姿勢改善に役立つ
ということを学び、
課題で実感したのです!

そしてそれらが結びつき
クレイを使ったストレートネック改善について
テーマにしようと思いついたのです!

被験者を60人集めることになる

一つの実験で
最低30人の被験者に実験を行えば、
データとして信憑性が高くなる、
ということだったので、
30人集めればいいのか〜と
思っていました。

30人ならば
どうにかなる人数だと
思っていたわけです。

しかしここで、
講師である福島先生より、
クレイの使用のみと
クレイ+ストレッチを行う
2グループ計60人でチャレンジしましょう!
という提案が出されてしまったのです。

もーーーー、
60人なんて集める自信ないと
不安に思いつつ
チャレンジすることを決意するのです。

60人なら何とかなるはず!

不安でありながら、
やるしかない!と思い
被験者を募り
もう少しで60人!というところで
棄権する可能性があるから、
多めに集めた方がいい
という福島先生のアドバイスが・・
ゴールは遠くなったものの、
最終的には72名の被験者を
集める事ができました!!

しかし
福島先生のアドバイス通り
実際に実験を行う前から、
実験中にかけて棄権者が出てしまい、
実験データとして使えたのは
66名に減ったのですが、
60名を超えたので一安心だったのです。

実験前の準備で燃え尽きた

被験者の半数近くが
クレイについて全く知らないとか
クレイを使った事がない

というクレイセラピー初心者、
皆さんがきちんと、
クレイを使えるかどうか?
まずはその説明をするべく
動画の撮影をしました。

動画自体は講座にも取り入れ
慣れてはいるものの、
ハードルを上げないように
工夫をして作成をし、
それが終わると
書類や材料の発送作業に入りました。

意外な事実を知る

本当ならば、
ペーパーレスで
物事を進めたかったのですが、
ここで意外な事実を知り
全て書類を送りました。

実は昨年度より
PTAの役員をしていて
パソコンが苦手な方が
多いことを知りました。

社会に出てから、
パソコンで仕事をするのが
普通だったので、
私より若い世代の人たちは、
パソコンができて当たり前、
と思い込んでいました。

さらに被験者には、
私よりも上の方もいらしたので、
書類の必要性を感じたわけです。

材料の発送が一苦労

実験前のチェックに使うものから、
実験中に使う材料や道具など、
66人分の発送作業は
とにかく大変でした。

さらにグループごとに
送る資料が異なるため、
間違えるわけにはいかず、
とにかく神経を使いました。

結果的には、
被験者様に確認をしてもらい、
違うようならダンロードしてもらうよう、
画像のリンク先を送るなど
最悪のことを想定して
発送作業を行なったため、
発送を終えた時点で燃え尽きました。笑

同じ日程で開催なんてできない!!

実験において、
気候や温度など
条件を統一するために、
行う日程で行うことが一般的です。

当然統一して行おうと
思っていたのですが、
予想以上に発送準備に時間がかかり、
被験者を募ってから実行までに
1ヶ月近くかかってしまいました。

スタート時期は8月1日
としたわけですが、
夏休みに重なったこともあり、
7日間連続して行うことが
難しい方が続出!
スタートがバラバラになりました。

なるべくスタートを
一緒にした方がいい
という福島先生のアドバイスから
統一できないジレンマに
気が狂いそう!!と言っても
過言ではなかったです。

ようやくスタートする

日程は統一できなかったものの、
8月1日にスタートしてくださった
被験者様は一番多い人数でした。

皆さん問題なく
実験できているか?
皮膚トラブルは出ていないか?
とにかく心配で、
何時でもいいから
何かあったら連絡ください!
という感じで
スマホにかじりつく日々でした。

その間にも、
他のグループはスタートし
緊張はマックスでしたが、
8月7日に無事に
1グループが終了しました。

しかし
実験後のチェックとアンケートを
メールでもらわなければ、
データは残らないわけで、
緊張状態は続くのです。

アンケートに落ち込む日々

実験を行った
素直な感想だったり、
改善すべき点だったり、
皆から色々な意見をいただきました。

また、
実験がスタートする前の
問い合わせも多くあったりで、
私の心は疲れていました。

そんな中、
普段なら気にしない程度の
些細な意見や指摘が目に止まり
負のループに陥ります。

  • 皆さんに無理をさせたのではないか?

  • 説明が不十分だったのではないか?

  • もっと早く発送しスタートするべきだったのでは?

  • やり方がダメだったのではないか?

そんなことばかり考えてしまい
やる気をなくしてしまいました。

物事は比較的
前向きに考えるタイプで、
落ち込むことが少ない私が、
完全にやる気を失うほど
落ち込んでしまったのです。

結果まとめが一苦労

無事に実験を終え
いただいた結果を
まとめていくのが一苦労でした。

  • 事前アンケート

  • 実験前チェック

  • 実験前画像

  • 実験中アンケート

  • 実験後チェック

  • 実験後画像

  • 実験後アンケート

これら全てのデータまとめるのに
かなりの時間を
費やすことになりました。

娘がもう少し大きければ
手伝ってもらったのですが、
流石に小学4年生では無理ですし、
だからと言って
自分の卒業論文のために、
誰かに手伝ってもらうのは
気が引けるため
全て一人で行いました。

データを作らなければ
実験結果を検証できないゆえ、
孤独な作業は続くのです。

いよいよ論文執筆開始!

色々な論文を調べ、
構成を考えてスタートするものの、
心は疲れ切っていたので、
思うようには進みませんでしたが
締め切り日前には
急ピッチで作業を進め、
提出に間に合いました。

しかしここで
提出の条件である
2万字以上ということを
すっかり忘れていたため、
再提出することに!
しかし私だけでなく、
多くの方も同様に再提出となり、
正直安心しました。

終わった!と思ったら再提出になり、
やる気がないとか言ってられず、
論文を最優先で作業を続け、
再提出をするものの
「これでOKだけど、
統計的に立証できるかどうか
検定を行ってもいいと思う」
という福島先生のアドバイスから、
再提出することを決意したわけです。

完全にやる気をなくす

再提出を決意するものの、
福島先生の指摘された内容から
今まで一生懸命頑張ってきたのに、
なんだったのか?
と思うほどやる気をなくします。

福島先生は
完全に自分の指導ミスである
とおっしゃってくださいましたが、
もーーこうなるとやる気は出ない私で、
時が解決するしかない状態でした。

それから再び
論文に取り掛かるまで
しばらく放置をすることになったわけです。

全然ダメじゃんと気づく

再び論文に取り掛かり、
構成から全然ダメである
ということに気がつきます。

一夜漬け状態で
論文作成したゆえ当然、
再提出するならば、
一から編集しなければ
中途半端な内容になってしまう
と気がつきました。

とにかくAIに投げかけて、
論文を作り上げていく作業を
ひたすら行うことになりました。

統計データが一苦労

統計学に詳しい方ならば
なんてことがない表と図の作成が、
とにかく大変でした。

マスター講座の中で、
福島先生から学んだものの、
実際に自分のデータに適用する際に、
どのようにすべきか?
これは本当に悩みました。

疑問点などあれば、
いつでも福島先生に聞けば
アドバイスいただけたのですが、
何をどう説明すべきか?もわからず
一人でひたすら悩んでいました。

しかし段々と、
必要なデータはどういうものか?
わかるようになってきましたので、
一度作成した後に
この図は適さないと思っても
作り直すことができるくらいになりました。

いよいよ検定を行う

おおよその内容で
仕上がってきたため、
いよいよ福島先生のアドバイス通り
検定を行ってみることに!
まずは検定って何?
からスタートしました。

ここでいう検定とは、
結果に差があるかどうか?
行う統計学的手法で、
仮説が正しいかどうか?
判断するためのものです。

検定にはいくつかあり、
実験データから
どれにすべきか?の判断が
大変でしたが、
検定結果を出すのは
意外と簡単だったので、
終わりが見えてきたのですが、
ここでまさかの!!
AIに振り回されることになったのです。

AIに振り回される

検定結果を
どのように繋げるべきか?
悩み始めたので、
論文の内容をAIに投げかけ
アドバイスをもらう作業に入りましたが
ここで!!
AIに振り回されることになるのです。

様々なAIがありますが、
使っていたのはchat GDPですが、
タイミングにより
文章作成がうまかったり
イマイチだっとりと差がありました。

さらに投げかけた質問の答えに
ばらつきがあり
この前はこれで良いって言ったじゃーん
という状態が続きました。

こうなると
一気に作業が進まなくなり、
他のAIのほうがいいのかもと思い
併用していくと
一気に作業速度を早まりました。

しかし作業が続けば
私の判断力が鈍ってしまい、
論文だけに集中することを
やめるべきと気がついたのです。

やりたいことは遠慮なくやる

年内には終わりそうと
根を詰めて作業をしていると
判断力が鈍ってしまい
後から見た時に
これ全然ダメじゃん!
と思うようことが続きました。

年末ですから、
クリスマスやらお正月やらで、
行事や予定もあったので、
論文は後回しにして、
やりたいことは遠慮なくやる
というスタンスに変更しました。

論文を数日開けなくても
焦らないでやりたいことをやる

これがとてもよく
AIに振り回されることなく、
作業できるようになりました。

感動したことで完成した

とはいえ結局
AIの力をフル活用して
論文を作成してきたわけで、
なんだかんだ言っても
chat GDPは便利で、
投げかけた全てのデータを
記憶してくれています。

論文の最後の
結論の部分のまとめを
chat GDPに投げかけたところ、
素晴らしい文章が出来上がったのですが、
論文としてはとても良い文章だけれど、
温かみを感じなかったのです。

論文は
客観的な文章で書きますが、
まとめの部分は
意見や考えを述べてもOKです。

この研究には
私の思いが詰まっていて、
どうしても論文の最後に
その思いを書きたいと思っていました。

chat GDPで出来上がった文章に、
私の思いを加えて
再度作り直してもらうと
文末部分で私はとても感動!!
振り回されているとか
他のAIの方が良さそうとか
思ってきたけれど、
結局は私の思いを全て
文章にしてくれた
chat GDPに心から感謝しました。

感動したから
この論文は完成した!と確信、
手直しはせずに提出、
一つだけ図の修正をして
無事完成しました。

長かったこの半年、
ライフワーク化した論文が
無事に終えることができましたが、
もう一仕事残っているため
緊張は続きます。

まずは
ようやく無事に完成したことを
報告した次第です。

実験にご協力くださった皆様
本当にありがとうございました。