クレイヘアパックで注意する事

クレイヘアパック、クレイシャンプーなど、クレイを使ったヘアケア製品が数多く販売され人気です。

市販品は誰でも気軽に使えるように製品化されています。

しかしご自身でクレイヘアパック用のペーストを作りパックをするならば注意が必要です。

クレイヘアパックを行う際に注意することについてお話していきます。

ガラスの容器に入ったガスールを使ったクレイヘアパック用ペーストと木のスプーンとローズマリーの枝

目 次

クレイヘアパックのメリット

クレイヘアパックのメリットは3つあります。

頭皮をケアする

クレイの粒子は非常に細かく毛穴まで入り込む大きさです。

毛穴に入り込み汚れを吸着し、血行、リンパの流れをサポートし、頭皮をケアできます。

頭皮をケアすることで元気な髪の毛を作り出してくれるため、クレイヘアパックはとても良いということです。

程よく汚れを吸着

シャンプーには界面活性剤が含まれ、皮膚に入り込み汚れをはがすので汚れだけでなく皮脂も洗います

シャンプーによる洗浄は洗いすぎてしまいますが、クレイヘアパックは吸着力で洗浄するため程よく皮脂を残します

クレイは洗いすぎによるバリア機能の低下を防ぎ、失われた皮脂を補うために余剰な皮脂分泌を防いでくれます

頭がスッキリする

老廃物、余剰物、皮脂を吸着し血行・リンパの流れをサポート頭がとてもスッキリします。

パソコン疲れ眼精疲労時のケアにも、クレイヘアパックはとても良いです。

私は普段はクレイで洗髪していますが、疲れている時にはペーストの量を増やし時間をかけてじっくりとクレイヘアパックをするようにしています。

クレイヘアパックのデメリット

クレイヘアパックのデメリットは主に3つあります。

ヘアカラーが落ちやすくなる

クレイの吸着力によりヘアカラーの成分を吸着落ちやすくなります。

髪質によってはごわつく

傷んだ髪の毛はキューティクルが開いていますが、その中へクレイの粒子が入り込み、洗い流した後にごわごわしてしまいます。

健康な髪の毛は洗い流した後にサラサラになります。

毎日シャンプーで洗髪している髪の毛は傷んでいることが多く、多くの方はごわつきを感じてしまいます

使うクレイを選ぶ

粒子の細かいクレイを使うと、健康な髪の毛でもゴワつく事もあります。

クレイヘアパックには、粒子の粗いクレイを選んでくださいね。

白いリチャードジノリの陶器に入ったブラウンクレイ

クレイヘアパックを行う時の注意

実際にクレイヘアパックを行う注意点は4つです。

ヘアカラーの直後は避ける

ヘアカラーをした直後のクレイヘアパックは避けた方が良いです。

クレイヘアパックの前日は軽めに洗髪する

ごわつきを防ぐために、クレイヘアパック前日は軽めに洗髪すると良いです。

理想は前日の洗髪はしないことですが無理はしないでくださいね。

ごわついたら軽くシャンプしてトリートメントをする

ごわついてしまったら、シャンプーで軽く洗い、トリートメントをすると元に戻ります

一度クレイで洗浄されているのでシャンプーは軽めにしてくださいね。

なるべく頭皮にペーストをつける

なるべく頭皮にペーストを付けるようにします。

しかし慣れていないと大変なので、毛先の傷んだ部分にはペーストをつけないようにしましょう。

市販のクレイ配合のヘアケア製品について

ヘアカラー、パーマなどで様々なスタイリングをして楽しむことは一般的になっています。

市販のヘアケア製品は様々なヘアスタイルの方を想定して製品化しています

同様にクレイ配合のもの製品化していると思いますが、念のためご注意ください

人気のクレイシャンプー

クレイ配合の製品すべてにおいてクレイの特長は共通しています。

人気のクレイシャンプーや、クレイヘアトリートメントも同様です。

クレイのヘアケアを行う際には、まずはクレイの特徴理解して使ってください

メリットが先行して、使ってみて「こんなはずじゃなかった」とならないためいも、デメリットもある事をご理解くださいね。

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